Dionne

1979(LP)
日本フォノグラム 32RD-54 (5/5/86) 初CD化

*バリー・マニロウがプロデュースしたこのアルバムで長い低迷期から抜け出しDionneは第二期黄金期を迎えるのです。バリーがプロデュースした数々のシンガーのアルバムでも超一級品で、このアルバムがあればこそDionneの幅が広がったと思っています。セールス的にも、Dionneにとって初のプラチナ・アルバムとなりました(彼女はシングルヒットのタイプなんですね)。もうアップテンポの曲と壮大なバラードが織りなすハーモニーにメロメロになってしまいますよ。現在買える99年の再発輸入盤CDは少し曲順が変わっています。(senchan)

帯の宣伝

第22回グラミー賞受賞曲「涙の別れ道」「恋にめぐり逢い」収録 華麗で小粋!グラミー賞受賞シンガーとしての名声と実力が証明する、情熱あふれるディオンヌの世界。プロデューサー、バリー・マニロウとの息もピッタリのゴージャスなアルバム。

曲目リスト

1.あなたがわからない/Who, What, When, Where, Why*
 (Rupert Holmes)
私この曲大好きなんです。ディスコ調で小気味のいいリズム感がたまりません。
2.アフター・ユー/After You
 (Doung Frank, Doug James)
3曲目のシングルカット曲。このアルバムの中でも隠れた名曲と言っていいでしょう。ディオンヌの歌唱力が思う存分発揮されています。
3.あの娘のレター/The Letter**
 (Wayne Carson Thompson)
4.涙の別れ道/I'll Never Love This Way Again
 (Music: Richard Kerr, Lyrics: Will Jennings)
このアルバム最大のヒット曲。作者は名コンビでヒット曲が多数ありますが、この曲も5本指に入りますね。
5.恋にめぐり逢い/Deja Vu
 (Music: Isaac Hayes, Adrienne Anderson)
バリーの曲作りのパートナー、Adrienne Andersonの詞にIsaac Hayesのムーディーなメロディがピッタリはまってます。大ヒット。
6.思い出に生きる/Feeling Old Feelings
 (Danny Hice, Chip Hardy)
第9回東京音楽祭グランプリ曲。バリー節に通じる盛り上げ型の壮大なバラッドに仕上がっています。
7.いつわりの瞳/In Your Eyes
 (Music: Barry Manilow, Lyrics: Bruce Sussman, Jack Feldman)
8.マイ・エバー・ラスティング・ラブ/My Everlasting Love
 (Rick Sandler, Jeanne FitzSimmons, Con Cowan)
9.アウト・オブ・マイ・ハンズ/Out Of My Hands*
 (Cissy Houston, Alvin Fields, Doug Frank)
10.オール・ザ・タイム/All The Time
 (Music: Barry Manilow, Lyrics: Marty Panzer, Barry Manilow)
バリーの名曲をディオンヌがカバー。